浮気・不倫

浮気・不倫を見破る方法は?怪しいと思ったときに取るべき効果的な対策

結婚相手が浮気や不倫をしている場合、相手に慰謝料を請求することができます。浮気によって夫婦生活を続けることが困難となった場合には、法的な離婚事由として主張することもできます。

このように、既婚者が浮気や不倫をすることは、法的責任を伴う重大な行為です。

しかし、相手が浮気している疑いがあっても、「なかなか行動に移すことができない」と悩んでいる方は数多くいらっしゃいます。怪しいと思っていても、浮気を確信することができず、離婚に踏み切れない方もたくさんいらっしゃいます。

そこで今回は、浮気や不倫が発覚するパターン浮気や不倫を見破る方法を紹介します。また、慰謝料を請求する方法についても解説し、浮気や不倫が発覚したときに取るべき対策を紹介します。

「浮気しているのだろうか」と疑っている段階は、非常にお辛い状況です。今回の記事を参考にして、今後の指針にしていただければ幸いです。

浮気や不倫が発覚するパターン

浮気や不倫は、どのようにして発覚するのでしょうか?

下記に、浮気や不倫が発覚するパターンを紹介します。

ケース1:SNSによって発覚するケース

最近ではSNSが発達しており、SNSによって浮気相手と連絡を取り合うケースが増えています。このため、SNSで送信した写真や動画によって浮気が発覚するケースが多くなっています。

例えば、LINEのトーク履歴に、ラブホテルで会う約束をしている会話や、性行為の感想を言い合う会話が残っているために、浮気が発覚することがあります。

他にも、スマホでツーショット写真を撮影して、その写真をSNSを通して送信して、そのデータが携帯電話に残っていることがあります。

ケース2:クレジットカードの利用履歴から発覚するケース

クレジットカードの明細によって浮気が発覚することがあります。

例えば、不倫相手のために高額なアクセサリーを購入した履歴や、不倫相手との旅行代金を支払った履歴によって、浮気が明らかとなることがあります。

他にも、クレジットカードの明細を見ると、ラブホテルの利用料金が引き落とされていることがあります。ホテルの利用料金に限らず、ラブホテル内で食べ物を購入した履歴が残っていることもあります。

また、出張と言っていた日に、出張先から遠い場所でクレジットカードを利用していたことによって、浮気が発覚することがあります。

ケース3:車のETCやカーナビによって発覚するケース

周囲に見られることを避けるために、浮気相手の家まで迎えに行ったり、ホテルまで送迎するなど、車を使って浮気相手と会うことがあります。

このため、車のETCやカーナビの履歴に、不倫相手と頻繁(ひんぱん)に会っていることを示す記録が残っており、浮気が発覚することがあります。

他にも、休みの日に近所で会うことができないため、ドライブで遠くまで出かけるようになり、走行距離が急に長くなって、浮気が明らかとなることがあります。

ケース4:夫婦間の会話によって発覚するケース

浮気をしている人は、仕事のスケジュールや出張先について嘘を付くことがあります。このため、会話に矛盾が生じて浮気が発覚することがあります。

例えば、休日出勤だと出かけたにも関わらず、その間に勤務先から電話がかかってきたために、会社に出勤していないことが判明することがあります。

このように、夫婦間の会話によって浮気が発覚することがあります。ただし、会話の矛盾を指摘して浮気を認めさせようとしても、相手に言い訳をされてごまかされるリスクがあります。

相手に浮気を認めさせるためには、ケース1から3のように、何らかの証拠を残しておくことが確実です。

浮気や不倫を理由として慰謝料請求できるケース

浮気をしていることが発覚した場合であっても、必ずしも慰謝料を請求できるとは限りません。

裁判で慰謝料を請求するためには、2つの条件をクリアしなければいけません。

条件1:婚姻関係が破綻していないこと

夫婦仲が完全に冷え切っており、実質的に破綻(はたん)している場合には、慰謝料を請求することはできません。

浮気が慰謝料の対象となるのは、「平穏な結婚生活を送る権利」が法的な保護に値するからです。夫婦関係が破綻している場合は、法的に保護すべき「平穏な夫婦生活」というものが存在しないため、慰謝料を請求することはできません。

例えば、離婚を前提として別居をしている夫婦の場合は、夫婦関係が破綻しているといえます。別居相手が浮気をしても、慰謝料を請求することはできません。

やむを得ない事情で別居をしているなら請求できる

ただし、別居には、様々な形態があります。親の介護や単身赴任などの理由によってやむをえず別居している場合には、慰謝料を請求できる可能性があります。

また、冷却期間として一時的に別居をしている場合や、別居と同居を繰り返している場合にも、慰謝料を請求できる可能性があります。

このように、「別居」と一言でいっても、一律に判断することはできません。

「既に別居しているが、自分の場合の借金はどうなるのか」ということについて、具体的なアドバイスをお聞きしたい方は、離婚に特化した弁護士を探し、なるべく早い段階で相談しましょう。夫婦仲が険悪であったとしても、破綻していなければ、慰謝料を請求することが可能です。

夫婦関係が破綻しているおそれがある方でも、一度相談だけでもするべきです。夫婦仲が険悪であっても、まだ破綻していない場合であれば、慰謝料を請求できる可能性があります。

条件2:浮気や不倫を立証する十分な証拠があること

相手が浮気を認めていない場合は、「浮気・不倫を立証するための証拠」が必要となります。

裁判になった場合は、「どのような証拠を提出できるか」によって、慰謝料の金額が決まります。慰謝料の一般的な相場は50万円から300万円の間ですが、「どのような証拠を提出できるか」によって、金額は大きく左右されます。

慰謝料を請求する流れ

上記で説明した2つの条件を満たしていれば、慰謝料を請求することができます。

それでは、どのような流れで請求したらよいのでしょうか?

ステップ1:まず証拠を集める

離婚の手続きでは、浮気の証拠は必須ではありません。しかし、浮気の証拠を集めておくと下記の2つのメリットがあります。

メリット1:裁判上で慰謝料を請求・増額に繋がる

裁判上で慰謝料を請求するためには、「浮気・不倫を立証する証拠」が必要です。裁判官は、提出された証拠に基づいて慰謝料の金額を決定するからです。
決定的な証拠だったり、いかに悪質なのかがわかる証拠であれば慰謝料の増額にも繋がります。

メリット2:相手が離婚を拒否した場合でも離婚を成立させることができる

相手がどうしても離婚に反対したくないと言っている場合には、「離婚事由(離婚を成立させるための正当な理由)」が必要となります。このとき、「価値観が合わない」「性格が合わない」というだけでは、離婚事由とは認められません。

しかし、浮気や不倫の証拠があれば、離婚事由に認められる可能性が高くなります。浮気や離婚は貞操義務に反する行為であり、夫婦の信頼関係を破壊する行為だからです。

このように、浮気の証拠を集めておくと、2つのメリットがあります。怪しいと思った場合には、まず浮気の証拠を集めておきましょう。

ステップ2:慰謝料の交渉をする

浮気や不倫の証拠が集まったら、いよいよ相手と交渉をします。

慰謝料を請求する対象としては、2種類あります。「結婚している相手」と「浮気相手」です。

どちらかだけに慰謝料を請求しても構いませんし、両方に請求することも可能です。浮気相手が複数いる場合には、浮気相手全員に請求することができます。

慰謝料の交渉は、通常は「内容証明郵便(ないようしょうめいゆうびん)」によって行います。

内容証明郵便とは

内容証明郵便とは、郵便の一種です。内容証明郵便を使うと、「いつ誰に対して、どのような文面を送ったか」ということが、郵便局に記録として残ります。

内容証明郵便によって交渉をすると、将来的に「言った」「言わない」というトラブルが生じるおそれがありません。手紙の受け取り記録も残るため、相手が「そのような手紙は届いていない」と言い逃れをすることもできません。

ただし、このような記録が残る重要な書類であるため、内容証明郵便の文面は慎重に作成しなければいけません。慰謝料を請求する内容について、法的に正確に記載する必要があります。

このため、内容証明郵便の作成をご検討されている方は、弁護士にご相談されることをお勧めいたします。

ステップ3:調停・裁判を行う

慰謝料の交渉が難航する場合には、調停や裁判を行うという方法があります。

裁判によって慰謝料が認定されると、相手が支払いを拒否した場合であっても、預貯金の口座を差し押さえて強制的に慰謝料を支払わせることができます。

浮気の確信がつかめずに悩んでいる方は探偵・もしくは弁護士に相談を

今回は、浮気や不倫を見破る方法を紹介したうえで、慰謝料を請求する手順についても解説しました。

浮気や不倫の疑いがある場合には、状況に応じてケースバイケースに慎重に対応することが必要です。い。

浮気や不倫の証拠は、時間の経過とともに消えてしまうおそれがあります。確実な証拠を集めるためには、タイミングが重要です。お悩みの方は、なるべく早いうちに探偵もしくは弁護士に相談しましょう。